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高校で同級生だった女の子がブラジル人と結婚してブラジル南部に引っ越し、20数年間ブラジルで生活している。その彼女が娘さんと地元に帰省中。

その同級生と昨晩電話で喋って盛り上がった。

色々ブラジルの話を聞いてみた。

彼女はオペラ歌手でブラジル人の旦那さんは勤務医でハイパースペックな夫婦である。長男は大学生、長女は小学生で今回は旦那さんと長男はブラジルにそのまま暮らしている。

ネットでググるとブラジルは今、世界3位の感染者数、世界2位の死者数のコロナ流行国。旦那さんも長男もコロナに感染したようだ。

ブラジルの治安は滅茶苦茶悪く日本に来ると安心するそうだ、中でも各地にあるスラム街は危険過ぎて一度も足を踏み入れた事がないそうだ。麻薬の蔓延も深刻で銃器が市中に溢れていて、殺人の数が日本とけた違いで、普通の殺人では報道もされない位の日常の事との事。

日系人は非常にリスペクトされているらしく、先人のお陰だと彼女は感謝していた、ま彼女自身は元々日本人らしくない顔つきだが、ブラジルに渡って一度も差別を受けた事がないらしい。じゃあ、中国人は?と聞くとブラジルで中国人は非常に嫌われているそうだ、中国のコロナワクチンは絶対に打ちたくないとの声に溢れているらしい。

日本と比べるとブラジルは人種の坩堝だし、奴隷制度もあったので、日本のような共通の価値観が全くなく、同調圧力もなく、誰が何をしようと我関せずの気風、特に上流階級と貧困層で完全に分離され、価値観が全く違うそうだ。

政治の腐敗がひどく、左翼が大統領になったら汚職とバラマキ、今の極右の大統領の事もボロクソ言っていた。

彼女自身日本生まれの日本人だけにバイアスが掛かってるかもしれないが、日本のように全てにバランスが取れてレベルの高い国は他にないそうだ、この話が出た時に、俺が「日本には海外の一部を持ってきて外国の○○は素晴らしい、日本はダメだって出羽の守がいるのは笑えるよね」と話したら「夏樹君、ブラジルにも出羽の守がいるのよ、世界中どこにでもいるんじゃないかな?」と2人で大笑いした。

近々、母娘でうちの家に遊びに来るみたいなので、ブラジル情報の話をまた記事にすると思う。