政府は10日、自衛隊とインド軍の間で食料や弾薬を融通する物品役務相互提供協定(ACSA)に署名したと発表した。安倍晋三首相は同日、モディ首相と約30分間電話会談。両首脳はACSA署名を歓迎した。日印間の安全保障面での連携強化が狙い。
 インドは日本と中東などを結ぶシーレーン(海上交通路)のほぼ中央に位置しており、「自由で開かれたインド太平洋」構想の実現を後押しするとともに、民主主義などの価値観を共有するインドとの協力関係を深めることを目指す。南シナ海への海洋進出を強める中国をけん制する狙いもあるとみられる。
 署名は9日、インド・ニューデリーで行われた。日本は既に米国、英国、オーストラリア、フランス、カナダとACSAを締結している。
 電話会談で、安倍氏は「両首脳がインド太平洋ビジョンを実施に移し、両国間の特別戦略的グローバルパートナーシップをさらなる高みに引き上げることができた」と強調。任期途中で首相を辞任することを説明した。インド外務省の声明によると、モディ氏は「安倍首相の個人的献身とリーダーシップにより、日印関係は大いに強化された」とねぎらいの言葉を掛けた。

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日印関係強化、世界最大の民主主義国のインド、つまり日本と価値観を共有する世界最大の国なのだ。

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そのインドとACSAを締結出来た事は本当に嬉しい事だ。
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安倍総理の提唱したセキュリティー
ダイヤモンド構想が実現化しつつあり、今後はインド太平洋版のNATOのように発展していく事を願う。

中国が発展する事は日本にとってもプラス面が多いのだが、傲慢な拡張主義がモロ表に出ているので自由主義陣営は対抗策を取らざるを得ない。

日米豪印が基軸として、価値観を共有する民主主義国が参加をする事が望ましい。

中国の強引な南シナ海での軍事基地整備を含む領海化に反対する国、台湾やベトナム、フィリピン、マレーシア、ブルネイ、インドネシア。

これらの国との連携、関係の深化が日本の進む道であろう。

海洋国家らしい日本ならではの安倍総理の雄大な構想が実現化しつつある中での安倍総理の退任は残念ではあるが、安倍路線を忠実に継承する菅内閣によって更に前に進むであろう。

安倍総理はマジで有能な戦略家であり、それを実現させた恐るべき実務家、日本の誇りだ!

ゆっくり休んで体調を整えて三度目の登板を待っているぜ!