『愛遊記』 第五回:「複垢乱発」 《この物語はフィクションです。登場する人物・団体・名称等は架空であり、実在のものとは関係ありません》 千円シャンパンで最初の弟子の誕生を祝した次の日、鍵垢法師は次なる弟子を探す旅路に着きました。世間一般の考えでは、弟子とは師匠の能力や社会的な地位によって得られるものですので、自分の分身である山悟空が本当に弟子とカウントできるかは微妙です。薄々そのことに気付いていながらも、虚栄心が満たされた法師はとてもご機嫌です。

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悟空は何を言っても賛同してくれますし、いつもは何度更新しても音沙汰がほとんどない通知欄を、悟空がリプやRTといいねで埋め尽くしてくれています。
しかし複垢の法の性質上、法師が行動するときは悟空がフリーズし、逆に悟空が行動するときは法師がフリーズしてしまうという欠点があります。

それに合蛇夏鬼周辺の人材の豊富さから考えると、対抗するにはこちらも人材の質、量、種類が必要です。
そこで法師は人材の種類の確保にあたり良い方法を思いつきました。

もちろん複垢の法です。邪法・外法ですが、一度これを用いて満足のいく結果がもたらされたので、タガが外れてしまっていたのです。
法師は新たに工作用の複垢として、仈六行者、高安夫人、寛嵐平を誕生させました。その他にも幾多の秘密垢を生み出しましたが、それぞれの人物設定を考えたり覚えたりするだけでも大変です。 「おぉ〜っ、いいぞいいぞ、どんどん弟子が増える!」

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法師はすっかり調子に乗っています。
「法師さまさすがです!」
悟空も誉めたたえます。

しかしまだこのとき、二人(一人)は複垢はあくまでも作成者本人以上に有能にはなれないということに気付いていませんでした。

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馬鹿の振りをすることは出来ても、自分の実力以上に賢い振りをすることは難しいということです。 このように、人材の質と量は確保出来てはいないものの、種類についてはまずまずの状況になりました。

さっそく法師は高安夫人を使って、合蛇夏鬼の鼻っ柱にジャブを入れることを思い立ちました。

法師は集中力を高め、自身の持つ女性像を思い描き、高安夫人に精神を同調させていきます。

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「行きますわよ!」
はてさて高安夫人はどんな戦いぶりを見せてくれるのでしょうか。 次回予告:第六回「高安夫人」 2月27日(水)リリース予定